ジュニアサンボ(キッズサンボ)ルール - 日本ジュニアサンボ連盟 JJSF

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試合時間 - 日本ジュニアサンボ連盟 JJSF

すべて1ピリオドで行う。
・試合時間:幼児2分/小学生3分/中学生4分

勝敗 - 日本ジュニアサンボ連盟 JJSF

①一本勝ち (即時終了)

・立姿勢(足の裏のみで立つ)の状態で背中から落ちるように投げた場合

・相手と12ポイント差が開いた場合


②ポイント差

・試合時間終了に獲得したポイントの多い方を勝ちとする


③その他            

・試合時間が終了し、両者同点の場合は次の優先順位で勝敗を決定する
1)アクティブの多い方
2)テクニカルポイントの得点(投げ技・寝技の得点)が多い方が勝ち
3)ビッグポイント(大きなポイント)のある方(多い方)が勝ち
4)ラストポイント(最後に獲得したポイント)のある方が勝ち
※両者がまったくの同ポイントで終了場合は、審判員協議の上、 より積極性がみられた選手を勝者とする。

ポイント - 日本ジュニアサンボ連盟 JJSF

①投げ技
・4ポイント:相手を投げ背中から落とすが、自分の体勢が崩れた場合
・2ポイント:相手を投げ半身の状態にするが、自分の体勢が崩れた場合
立姿勢の状態で相手を投げ、尻・肩・腹をマットにつかせる
・1ポイント:相手を投げ、尻・肩・腹をマットにつかせるが、自分の体勢が崩れた場合
・アクティブ: 立ち姿勢の状態で相手を崩し、膝をマットにつかせる
※その他、手または足をついた相手を投げた場合の得点はFIASルールの基準に則る


②寝技
・4ポイント(抑え込み:20秒)
・2ポイント(抑え込み:10秒)
※抑え込みは、相手の胸に、胸・脇・背中のいずれかの部位を密着させ、相手の両方の肩甲骨をマットに固定した時点から始まる。1試合2回まで有効。 その後は、完全に半身になるまで抑え込みは継続する。


③リフト
・4ポイント:タックルやリフトで、相手を腰より高い位置に完全に持ち上げる
※持ち上げた時点でブレイクし、投げとしての見込みポイントを与える。


④その他
・反則・消極行為により、相手選手にポイント(パッシーブ)が入る場合がある
※次項参照。選手は、より積極的な攻撃が望まれる。
パッシーブ=1回目:アテンション/2回目:相手に1P/3回目:相手に2P/4回目:失格


禁止事項 - 日本ジュニアサンボ連盟 JJSF

・中学生以下の試合のおける、関節技および痛め技 ・頸椎のみを抱えるなど、首に負担を与える投げ技
・バスター。リフトをし、その後に投げること(リフトした時点で見込みポイントを与える)
・カニバサミ
・頭から先につく技。※内股、隅み返し等で左記の状態になった場合は反則とする
・絞め技、関節技。相手の口や鼻を塞ぎ、呼吸を妨げること
・打撃を加えること。組まずに足払いなどをすること。
・その他、危険と思われる行為
※上記行為が見られた場合あるいは危険と思われた状態に陥った場合は、審判の判断で試合を止め、注意をする。注意後も同様の行為を続ける場合は、次の順で相手に反則ポイントを与える。
反則事項を1試合中に連続して行った場合=1回目:相手に1ポイント/2回目:失格

その他 - 日本ジュニアサンボ連盟 JJSF

①握手:試合開始・終了時は、センターサークルにてお互いしっかり握手をする。


②服装:上半身:コーナー色のサンボ着/下半身:膝上丈の短パン等/足:サンボ用シューズ
・短パンなどは、硬質の物質がついていないものとする
・サポーター類の使用は認める。ただし、硬質な部品がついていないものとする

備考 - 日本ジュニアサンボ連盟 JJSF

上記に明記していないルールに関しては、原則としてFIAS(国際アマチュアサンボ連盟)ルール規定による。
ただし、大会毎に規定を設け、大会審判長の判断により、そちらを優先することができる。


以上