キッズサンボには過去最多の68名がエントリー。計13カテゴリーで熱戦が繰り広げられました。シニアと併せて、東日本選手権全体も過去最高の出場者数。
力善柔道クラブのメンバーを中心に、日本初のサンボスポーツ少年団としてスタートをきったパベーダ古河(茨城県)。そのファミリークラブのパベーダ宇都宮、パベーダ絹西。さらに練馬区で活動する柔道の頴秀会。
あらたな参加チームも増える一方でレスリング強豪のAACC、柔道の強豪クラブ寒川柔友会、サンボ全日本優勝の実績を誇る中西良行率いるTEAM ODAKA、老舗のスポーツ会館SKキッズ、三多摩サンボスクールなど常連もエントリー。さながら異種格闘技戦的な展開もあり、好勝負が続出しました。
過去、AACCが金メダルを独占する傾向が強かったのですが、そこに一矢報いたのがパベーダ宇都宮と頴秀会。 特に、優秀選手賞を受賞した坂本大悟選手(頴秀会)と長谷川丈一郎選手(パベーダ宇都宮)は非常にサンボ向きと思われる試合運び。今後も継続しての試合参戦を期待せざるを得ません。
優勝チームの所属を見ると、過去大会の中で最も細分化されています。いよいよ普及に向けての第一歩が本格的に始まったと言えるでしょう。年末に予定されている、初の全日本選手権に向けて非常に楽しみな展開です。 (撮影:森モーリー鷹博 (C)MORRY/MCA)