2009年より始まった本大会ですが、今年から会場をスポーツ会館から中野区勤労福祉会館に移し実施いたしました。
本年より始動した「日本ジュニアサンボ連盟」発足後初めての主催大会でもあり、キッズサンボの大会としては過去最高、60名のエントリーがありました。
今回は、柔道・レスリングで全国クラスの活躍をみせる寒川柔友会、力善柔道クラブ、AACCの参加があり、小学生のそれぞれのトップクラスの選手が対峙した時にどのような試合展開になるのかという非常に興味深い見どころがありました。
ナチュラルにタックルに対処する柔道選手、組み手を苦にせず自分の間合いに持ち込むレスリング選手など、個々の選手のポテンシャルの高さは小学生ながらに、目を見張るものがありました。
全14カテゴリーが実施された結果、優勝はAACCが8部門、力善柔道クラブが4部門、寒川柔友会が2部門。AACC勢のサンボルールへの対応ぶりは特筆すべきものでした。
最優秀選手賞(MVP)は、男子は3試合一本勝ちで優勝した深田雄智選手(AACC)、女子はカテゴリー中最軽量ながら見事の勝利した若旅智里選手(力善柔道クラブ)が受賞。
優秀選手賞は、梅野寛大選手(力善柔道クラブ)、松田新太選手(力善柔道クラブ)、三谷桜選手(寒川柔友会)、吉澤拳人選手(AACC)が受賞。 吉澤選手と梅野選手は、大会本部から推す声があったものの、試合数の差で深田選手にMVPを譲ることになりましたが、それに値する試合ぶりは高く評価されました。